くらし情報『市村正親、伝説の悪党役を熱演も「僕自身は気が小さい」 俳優としてはそれが強さに』

2022年7月13日 06:00

市村正親、伝説の悪党役を熱演も「僕自身は気が小さい」 俳優としてはそれが強さに

市村正親、伝説の悪党役を熱演も「僕自身は気が小さい」 俳優としてはそれが強さに

●気が小さいからこそ「誰よりもいっぱい稽古をする」
俳優の市村正親が、映画『ミニオンズ フィーバー』(7月15日公開)の日本語吹替版で、主人公グルーが敬愛する悪党ワイルド・ナックルズ役を演じた。「出演が決まったとき息子たちが喜んでくれたことが僕にとっての一番の喜びでした」とうれしそうに話す市村に、本作での演技や、来年50周年を迎える俳優人生について、そして、2人の息子とのエピソードを聞いた。

世界中で“ミニオンブーム”を巻き起こした「ミニオンズ」シリーズの最新作となる本作は、1970年代を舞台にグルーとミニオンのはじまりの物語を描いた作品。市村が演じたワイルド・ナックルズは、グルーが憧れる最強悪党チーム ヴィシャス・シックスの元リーダーだ。

伝説の悪党ワイルド・ナックルズと、ミュージカル界のレジェンドである市村。長年にわたって活躍してきた重みも相まって、ビジュアルも似ているように感じるが、市村自身「風貌が僕に似ているなと思いました」と言い、先月開催された日本語吹替版完成会見でグルー役の笑福亭鶴瓶も「顔が似ている」と話していた。

内面に関しても、市村は「彼のユーモアのセンスを僕も多少は兼ね備えているんじゃないかな」

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