2016年5月30日 05:00
武井咲、夏目雅子が演じた美人教師役に挑戦 - 奮闘した子役全員に手紙も
女優の武井咲が、テレビ朝日系で今秋放送されるスペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』で主演を務めることが30日、明らかになった。
このドラマは、故・阿久悠さんの原作で、兵庫・淡路島で敗戦を迎えた少年少女たちの目を通して、絶望感・喪失感・無力感から、野球をすることで生きる力を取り戻していく人々の姿を描くもの。1984年に故・夏目雅子さんが主演を務めて映画化され、遺作となった作品を、32年ぶりにリメイクする。
武井が演じる中井駒子は、子供たちに人気の美人教師。敗戦ですさんでいく子供たちに夢と希望を与えようと、チームが一丸となれる野球を、自ら監督となって教えていくことになる。
武井は初の教師役だったが、「時代も言葉も違う役に不安を感じることもありましたが、子供たちの頑張りに引っ張られて最後までやり通すことができました」と充実の様子。子供たちが頑張って野球の試合に臨む姿に、役を超えて感動したそうで、「最後は、ありがとうという思いで子供たち全員に手紙を書かせていただきました」という。
また、荒廃する少年たちのヒロイン的存在となる海軍提督の娘で、紅一点として野球団に所属する波多野武女役として、本田望結が出演。