2017年1月17日 08:00
木村拓哉、"殺陣"を好まない理由とは? 三池監督と共鳴した「殺し合い」
俳優・木村拓哉(44)が、主演映画『無限の住人』(4月29日公開)について語ったロングインタビューとメイキング映像が17日、同作の公式サイトで公開された。
木村にとって、三池崇史監督と初タッグとなる本作。累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画を原作に、木村は百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を、その万次に用心棒を依頼する女性・浅野凜を杉咲花(19)が演じる。
2015年11月から、極寒の京都でロケを敢行。木村は「三池組に参加させていただいてるという喜びが、痛さや寒さを二の次にさせてくれた」と振り返り、「海外にいるような感覚を受けました。日本人の感覚の枠ではないというか。ちょっとはみ出しているところを随所に感じました」と特別な現場だったことをうかがわせる。
"木村拓哉像"を覆すような、数々のシーンが收められているという本作。
壮絶なアクションシーンについて「僕は殺陣とか立ち回りという言い回しがあまり好きではないんですが」と前置きした上で、「たとえば、たくさんの人たちが殺められ絶命するシーンの撮影の前に監督はこんなふうに説明するんです。『みなさん、いまから撮るシーンはあくまでも殺し合いなので、くれぐれもそういう趣で本番を迎えてください』」。