2023年3月23日 22:44
松山ケンイチ、柄本明と親子役で役作り 長澤まさみも驚いた瞬間「あ、佑くん!」
映画『ロストケア』(24日公開)の舞台挨拶が23日に都内で行われ、松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、前田哲監督が登壇した。
同作は葉真中顕氏による同名小説の実写化作。未曽有の連続殺人事件を起こした心優しい介護士・斯波宗典(松山)と検事の大友秀美(長澤)が対峙し、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する彼がなぜ殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンスだ。
キャストが劇場中段から順に登場すると、松山、長澤に次いで現れた鈴鹿は、その後を壇上にエスコート。その理由を聞かれ「松山さんが(エスコート)しなさいと……」と素直に話す鈴鹿に対し、松山は「俳優は自分で言って伝説を作るものだから、『僕がそう思ったから。(するのは)当たり前です』って言いなさい」とアドバイスを送った。
今回、親子役を演じた松山と柄本。家族で“マツケン”ファンだという柄本は、「長男(柄本佑)も次男(柄本時生)もマツケンファン。
この人(松山)の初主演映画に、うちの亡くなったカミさん(角替和枝さん)もお母さんの役で出てたんです」と回顧。「カミさんがね、『いいのがいる!』って言っていた。