『真田丸』で話題の栗原英雄、三谷幸喜から2度目の指名にびっくり!? 三谷最新作品への意気込み
自分発信だけで作っていかない、相手役と呼吸を合わせる空気があるというか。現場に入って、いざお手合わせとなった時に、相手の芝居の中で自分も変わっていける、あ・うんの呼吸はあると思います。
きっと、芝居に対する言語が一緒なんでしょうね。堺さんからは「叔父上、四季には独特の台詞訓練がありますよね?僕も母音で練習をやっているんですよ」と聞かれたことがあって、そのときはどうしたら自然にできるかとか、練習方法についての技術的な話をしましたね。
堺さんとは自分自身の相談もしました。疲れていて”出かける”芝居をしてしまったかもしれないときに確認したりとか。これは、本当はやってはいけない”プッシュ芝居”というもので、自分の演技がお客さんにわからないと思って、動きなどの”説明”を多くしてしまうことなんです。そんなとき堺さんに「今、俺、出かけてなかったかな?」と聞いていたりしました。
●三谷幸喜とのメールは思春期のカップルみたいなやりとり
○固定観念は持たずに人と接する
――今度の舞台『不信』では、キャストの中で唯一、舞台の三谷作品初登場ということですが、三谷さんとはいろいろお話はされたんですか?
実はまだ全然ないんですよね(※取材は12月下旬)。