くらし情報『門脇麦、加藤拓也監督の映画『ほつれる』で主演「物語というより観察、記録」』

2023年5月15日 12:00

門脇麦、加藤拓也監督の映画『ほつれる』で主演「物語というより観察、記録」

是非劇場に足をお運びください。

■田村健太郎
目の前には門脇さん演じる綿子がいて、ガラス細工のような台本があって、「やってみましょう」と加藤監督がポツリと言って始まり、役者、照明、撮影の歯車を変えてもう一度やってみる。その繰り返しでした。そうやって静かに淡々とひとつに向かう、皆が職人のような、工房のような現場でした。とても幸せでした。組み上がったものを思い出すと、人間を不思議に思ったり、生々しさに後ろめたくなったり、また雲間からのぞく三日月みたいな業に不覚にも見とれてしまう瞬間もあったりで……この作品に今だに掻き乱されてます!

■染谷将太
自分を見つめる事ほど難しい事はありません、様々な関係性の視線の先に自分が居るとするならば、自意識も1つの視線でしかない、綿子が1歩踏み出した自分を求める旅路を加藤監督は細部まで見事に映画に落とし込んでいて圧巻でした。加藤監督の書くセリフはとても繊細な言葉達で、会話を作り上げるのがとても楽しい作業でした。皆様にはスクリーンであの緊張と緩和の空気に揺さぶられて欲しいと願っております。
■黒木華
加藤さん演出の舞台に出演させていただいてから、この人とは必ずもう一度仕事をしたい、と思っていました。

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