2017年3月25日 11:00
杉原杏璃、グラドル引退報道の真相語る…理想の引き際と"ナンバーワン"の夢 - 9000字の記録【最終回】
――グラビア以外のことも辞めてしまうんですか?
いえ、お仕事は辞めないと思います。
――最近ある女優さんと年齢による節目の話で盛り上がりました。杉原さんにとっての節目は何歳ですか。
私は30歳が節目だったと思います。過去形になっちゃいますけど(笑)。30歳が私の中での成人。社会で揉まれて、十年間さんざんしごかれて何となく余裕がもてるようになって、ようやく30歳になって大人になったなと。仕事も楽しくなりました。
――そこから4年が経ちました。
ようやく仕事が楽しくなって……ちょっと今は「ぬるま湯」に浸かりすぎちゃってるかなと。ここにいれば楽だと思いはじめている。だから今回のように「新人です」といえる映画だったり、そういうところで揉まれないとすぐに怠けてしまうんです(笑)。
――劇中で元カレ・ツバサが「グラビアでナンバーワンになるってどういうこと?」と問いかけるシーンがあります。きっと、「ナンバーワンがない」世界なんですかね。そうですね。何かの1位をとれば成功という世界ではない。
常に努力をしている人が輝く世界だと思います。
――杉原さんを「グラビアのトップまで上り詰めた」と思っている人も多いと思いますよ。