映画『無限の住人』8人の証言者たち - 「皆さまのもの」になるまで (1) 権利買い取り、一からシナリオを再構築 (1人目:小岩井宏悦EP)
この「最強の枠組み」を作ったところで、私の仕事はほぼ終わりです。
――カンヌでの公式上映も決定しましたが、海外も視野に?
そうですね、そこは事前に狙ったり、誰かが約束してくれることではないのですが、ただ、「三池崇史」の名前は海外映画祭では圧倒的に強いので期待していた部分はあります。三池さんの時代劇は、『一命』(11年)、『十三人の刺客』(10年)など、ほぼすべて海外の映画祭に出ているんですよね。木村拓哉さんで映画を作るのであれば、内容もワールドワイドに通用するものですし、「世界を見たい」という思いは僕らの中にありました。
■プロフィール
小岩井宏悦(こいわい・ひろよし)
1960年7月28日生まれ。長野県出身。89年4月にフジテレビ入社。10年以上にわたって数々のドラマをプロデュースし、03年からは映画も手掛ける。
07年4月にフジテレビを退社し、同月ワーナー・ブラザース映画ローカルプロダクション本部長に就任。これまでのドラマは、『Age,35恋しくて』『ラブジェネレーション』『神様、もう少しだけ』など、映画は、『星になった少年』『ブレイブ・ストーリー』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『るろうに剣心』シリーズ『オオカミ少女と黒王子』『ミュージアム』など。
(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
【ディズニー】TDLのXmasパレード、プレビュー公演を実施 11月14日10時30分スタート予定