2023年7月5日 07:00
ジョイマン、“一発屋”受け入れ自虐も武器に「プライドはいらない」 “サイン会0人事件”が転機に
うれしいのは、親子が一緒に楽しめる芸人っていいなと。続けていてよかったなと思います。
●「なななな~」への思い全力でやり続ける大切さ実感
――“一発屋”という言葉が受け入れられない時期もあったとか。
高木:ずっと売れるものだと勝手に思っていましたし、当時はピンとこなかったので、受け入れるまでに時間がかかりました。今はもう、一発屋は悪い言葉ではないなと。実際意味も変わってきている気がします。
池谷:歌でも、大事MANブラザーズバンドさんの「それが大事」って今でもいいじゃないですか。一発屋と言われますが、ずっといいものはいいんですよ。
芸人の場合は、一発屋はいろいろな仕事ができないので仕事が減ってしまい、辞めるコンビがいますが、僕らは続けていたので、「やっぱいいよね」ともう1回世間が認めてくれた。一度でも当てることがすごいと理解してくれるようになっていますし。でも、褒めてもらうのも困るんです(笑)。14年ぐらい一発屋でやってきたので。高木:一発屋ってバカにしてくれて全然いいんです。一発屋と言われている時期が長すぎて、「再ブレイクしましたよね」と褒められるとなんて言っていいかわからない(笑)。