2023年7月30日 11:00
廣野凌大、明治座舞台に意気込み「暴れまくりたい」 自身の原点や転機も語る
と責任感が湧いてきたと明かす。
「今回僕がキャスティングされたのは、若い力を期待されているということだと思うので、伝統ある明治座という舞台ですが、そこはドンドン突っ込んでいって、暴れまくっていきたいです。もちろん、至らないところはいっぱいあると思いますが、そこは大人の方たちにバックアップしてもらえばいい……という気持ちで思い切りいきたいです。ダブルキャストの平間さんも僕とは同じことは絶対しないと思うので、ハプニングがあろうがしっかり楽しみつつ、“ショウ・マスト・ゴー・オン”の精神で頑張ります!」
廣野が演じる佐之助は、“マレビト”と呼ばれる芸能の民で、その仕事は「ヒト様の人生に区切りをつける」こと。
「芸能の民として人と触れ合ってきたからこそ、培われてきた感受性を持ち、妖しい魅力が色濃く出ているキャラクター。芸能の世界って華やかに見えがちですが、意外と泥臭いところもある。それを華やかに見せるのが格好いいのですが、その奥にある光と影みたいなものが、この『ヴァグラント』には描かれていると思います」
プロデュース・原案の新藤とはしっかりと話す機会があったという。
「新藤さん自身、ものすごくミュージカルが好きで、今回の作品では楽曲を20曲以上書き下ろしされたそうです。