2023年9月14日 07:00
瀬戸康史、人生のテーマは“変化”「成長し続けたい」 仕事やプライベートに対する意識の変化語る
その変化も、『マーキュリー・ファー』の頃からだという。
「自分が演じる姿が想像できない役など、乗り越えるべき壁を立てるように、そういう風に仕事を選ぶようになりました。そして、空いた時間でプライベートを充実させるようにしています」
逆に変わらず貫いていることを尋ねると、「家族のために頑張るというのは変わらないし、変えられないところです」と答え、「たくさんテレビに出ると母や祖母たちが喜んでくれるので、そのためにも頑張るというのはずっと変わらないです」と笑顔を見せた。
●見守る子育ての大切さ実感
○■物語で描かれる親子関係が「僕の親父との関係と似ている」
瀬戸が演じた、正宗の父・昭宗は、自称「逃げてばかりの人生」。結婚して落ち着いたはずが、製鉄所の爆発事故をきっかけに失踪するという役どころだ。
アフレコにおいては、友人である声優・入野自由のアドバイスを意識したという。
「まだこの仕事が決まる前に、入野自由に『僕が声優をやるとしたら、どういうことに気をつけたらいい?』と聞いたら、『変に声を作るよりも、自分の地の声で演じたほうがいろんな表現ができるよ』と言われていたので、それはすごく意識しました。