2023年12月11日 19:00
吉岡里帆、30歳迎え後輩の言葉にハッとすることも「なかなか自分で自分を止められなくて…」
今年1月に30歳を迎え、芸能活動も10周年を迎えた吉岡里帆。放送中の主演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(関西テレビ・フジテレビ)をはじめ、テレビ、映画と今年もその活躍を見ぬ日がない。スクリーンでは、現在、亀梨和也が主演を務める『怪物の木こり』が公開中だ。
『このミステリーがすごい!』大賞受賞の小説を、三池崇史監督が映画化した『怪物の木こり』は、猟奇的殺人事件の犯人の標的となった弁護士・二宮を亀梨が演じるバイオレンスサスペンス。命を狙われる二宮だったが、実は彼は殺人鬼を上回るほどに狂気じみたサイコパスで、自ら犯人を突き止めようとする。吉岡が演じるのは、二宮の婚約者で舞台女優を志す“まっすぐ過ぎる”女性・映美。
二宮だけでなく、実は登場人物それぞれが、さまざまな顔を持つ本作。演じた感想や初共演となった亀梨の印象に始まり、吉岡自身の“まっすぐ過ぎる”部分を聞いた。
最近は、そんな“まっすぐ過ぎる”吉岡に、後輩からのアドバイスもあったとか。
○■人には、見えていない部分が必ず共存していると改めて思える作品
――今回の作品から、吉岡さん個人としてはどんなことを感じましたか?
人間ってみんなそれぞれ何かしらの闇を持っているものだし、「ひと言では片づけられない」