くらし情報『東京工芸大学で、写真展「よそおい」を開催 -人物写真の服装に着目』

2013年10月29日 08:00

東京工芸大学で、写真展「よそおい」を開催 -人物写真の服装に着目

東京工芸大学で、写真展「よそおい」を開催 -人物写真の服装に着目
東京工芸大学 写大ギャラリーは11月17日~12月25日、写真展「よそおい」を開催する。

○「よそおい」として写真に表象されている時代や文化を考察

人物を撮影した写真には、被写体となった人々の服装の趣味や嗜好だけでなく、職業や身分、さらには、その時代の流行やその地域の生活や風俗など、多くの情報が「よそおい」として象徴化され記録されている。

また同時に、人物が撮影された写真には、シャッターを切る瞬間に、その被写体となった人物がカメラを意識することによって、その写真を見る他者を意識した無意識の演技(=よそおい)が記録されているとも言えるという。

同展は、写大ギャラリーが所蔵する1万点以上のオリジナルプリント・コレクションの中から、人々の「よそおい」に着目して作品をセレクションし、展示するもの。肖像写真やファッション写真、スナップ写真、集合写真、セルフポートレートなど、いくつかのパートに分けて作品を選び、「よそおい」として写真に表象されている時代や文化、あるいは被写体と撮影者との「見る/見られる」関係についても考えていく、という。

展示作品は、白黒・カラー写真オリジナルプリント約40点。

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