2018年3月2日 22:13
蒼井優、最優秀主演女優賞で涙のスピーチ - 学校がつらい人々へ
女優の蒼井優が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第41回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、白石和彌監督の『彼女がその名を知らない鳥たち』で最優秀主演女優賞を受賞した。
第30回では『フラガール』で最優秀助演女優賞を受けた蒼井。戸惑いの表情を浮かべながらマイクの前に立つと、涙ながらに「ありがとうございます。ビックリしています」と感謝の言葉を伝えた。
そして、「この映画を撮っている時に『私、本当に映画界に入れて良かった』と思ったんです。それなのにこんなに大きな賞をいただいてしまって、恐縮しています」と打ち明け、「これから新学期が始まりますけど、もし学校がつらい方や新しい生活に『どうしよう』と思っている方がいたら、ぜひ映画界に来ていただきたいなと思います」と現実に行き詰まっている人々にメッセージ。
「本当に映画界って良くないですか?」と問いかけ、「私、本当に好きなんです」「優秀賞をとられた方、尊敬しています。みんなで一緒に映画を盛り上げていけたらなと思います。
本当に白石監督、ありがとうございました。みなさん、ありがとうございました」と笑顔で締めくくった。
発表前、司会を務める西田敏行から「なぜこんないろんな要素が出てくるんだろう」