2019年10月17日 11:00
元SKE48の矢方美紀、乳がん治療の苦労語るも「人生を諦めてない」と前向き
元SKE48の矢方美紀が16日、都内で行われたトークセミナー「がんと共に生きるためのアピアランスセミナー」に出席した。
FWD富士生命主催の同トークセミナーは、がん治療中のアピアランスの悩みとその克服方法について語るもの。昨年4月に乳がんのため左の乳房全摘出とリンパ節切除の手術を行い、現在も通院中の矢方美紀を招いてのトークセッションが行われた。
矢方は「2年前の25歳の時に、セルフチェックをして左胸の上にしこりがあって、1カ月後の2018年1月にステージ1と分かり、左胸の全摘出とリンパ腺を摘出した時にステージ3のAということが分かりました。5月から抗がん剤治療や放射線の治療、今はホルモン療法をしています」とこれまでの過程を説明。抗がん剤治療時は「脱毛はもちろん、薬の副作用など自分の身体が変わってしまうことに悩みました」と胸の内を告白するも、「仕事をしながら治療ができることを知りました。好きなことも継続してできています」と報告した。
矢方は乳がん発症後、現在はSNSなどを通じて情報を発信している。
「病気になったことで世間は衝撃だったようですが、若い世代のガンという悩みを自分が1人の例としてお話出来ているのかなと、この1年間で感じています」