2019年11月28日 11:00
『アナ雪2』監督が明かす前作からの進化 さらなる続編の可能性も質問
日本の歴代興行収入第3位となる約255億円を叩き出し、主題歌「レット・イット・ゴー」でも社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』(13)。5年ぶりの新作『アナと雪の女王2』(公開中)は、物語や音楽、映像と、すべてにおいて前作超えを目指した、気合十分の快作となった。本作で来日したクリス・バック監督を直撃。
深い絆で結ばれ、2人でアレンデール王国を治めていたエルサとアナの姉妹。ところが、エルサは自分にしか聞こえない不思議な声を聞き、その声によって未知なる世界へと導かれていく。今回、エルサが持つ魔法の力の秘密が解き明かされることでも話題となっている続編。日本語吹替版では、エルサ役の松たか子や、アナ役の神田沙也加らがボイスキャストを続投した。
――今回、ドラマはもちろん、アクションシーンもよりドラマチックに、スケールアップしていました。
エルサが魔法を使うシーンも、いくつかバリエーションがありましたが、こだわった部分について聞かせてください。
エルサが水とつながっているということを意識して描いたよ。つまり、エルサは空中にある水分を使って氷を作ることができるんだ。
――特に、氷がダイヤモンド型になるというシーンが非常に美しくて神秘的でした。