くらし情報『マネーのトリビア (29) ”消費増税”が話題だけど…「税金」って何種類くらいあるの?』

2012年9月17日 10:04

マネーのトリビア (29) ”消費増税”が話題だけど…「税金」って何種類くらいあるの?

自動車に関しては、自動車税、自動車取得税、自動車重量税があります。

さらに、温泉に入るときの入湯税、ゴルフをするときのゴルフ場利用税があるほか、ガソリンの製造者が納める揮発油税、外国の貿易船が日本の港に入るときに納めるとん税など、個人には関係しないものもあります。

これらを全部合わせるとおよそ40種類になります。

1年間に国に納められる税金は約42兆3500億円(2012年度)。

一方、国が1年間に使うお金は約90兆円ですから、税金では必要なお金の半分もまかなえていないわけです。

そこで、国債を発行して投資家に売り、赤字を埋め合わせています。

国債は、期限がきたら投資家にお金を返す仕組み。

つまり、借金です。


地方はさらに財政状況が悪く、国から助けてもらったり、地方債を発行したりしている状況です。

これを毎年毎年重ねてきた結果、国の借金の残高は現在709兆円で、地方の借金も合わせると940兆円にものぼります。国民1人当たり736万円という計算です。

これほどの借金を抱えていることを考えると、消費税率が上がるのも仕方ないと思えますが、それだけではまったく足りません。

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