2012年9月11日 16:37
埼玉県日高市で日本一の曼珠沙華の群生地、巾着田に約100万本が咲きそろう
日本有数の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の群生地として知られる高麗川・巾着田(きんちゃくだ)で、今年も「巾着田曼珠沙華まつり」が開かれる。
9月15日(土)から30日(日)までの期間を予定。
埼玉県日高市内の巾着田に咲く曼珠沙華の花は、全国的にも類をみない規模の群生地を成し、毎年秋の彼岸ころに一面に赤いじゅうたんを敷き詰めたかのように咲き揃う。
今年は約100万本が咲くと見込まれている。
巾着田(きんちゃくだ)は、奥武蔵丘陵の山裾を縫うように流れる清流、高麗川(こまがわ)の蛇行により長い年月をかけて造られた。
その形がきんちゃくの形に似ていることからそう呼ばれるようになった。
直径約500メートル、面積約22ヘクタールの平地には、曼珠沙華のほかにも菜の花、コスモスなどの花々が咲く。
曼珠沙華の花が咲きそろう9月中旬から下旬にかけて、ここを訪れた観光客にもっと日高を楽しんでもらおうと、毎年「巾着田曼珠沙華まつり」を開催している。
地場産品や曼珠沙華の球根の販売、郷土芸能の披露のほか、マスコットキャラクターが登場する。
日時は9月15日(土)~30日(日)、9時00分から16時30分。