くらし情報『名古屋の結婚式はあまりの豪華さに家が傾く? 結婚式の「今と昔」』

2012年9月12日 12:32

名古屋の結婚式はあまりの豪華さに家が傾く? 結婚式の「今と昔」

このブライダル用菓子は、名古屋市西区明道町にある「明道町 菓子問屋街」と呼ばれているエリアで入手することができる。

今も昔も、多くの問屋の看板に「嫁入菓子」と赤々とペイントされているのも、名古屋ならではだろう。

名古屋の嫁入りで、ステータスを決定付ける最も大きな要素、それは嫁入り道具だ。

かわいい娘の輿(こし)入れに、いかに豪華な婚礼家具を用意できるか。

それをまたご近所さんにいかに派手に見せびらかすか。

ここに全てを賭けるのが、名古屋嫁入りの醍醐味(だいごみ)である。

東京の人が見たら爆笑ものだろう。

象徴するアイテムとは、トラックの荷台に嫁入り道具を満載にして町を疾走する「嫁入りトラック」である。


荷台に満載の婚礼家具を紅白の帯で結び、新居へ向かうトラック。

ただし、家具店から新居にではないのだ。

家具は一度、家具店から新婦方の家に運ばれ、そこで身内やご近所を対象にした「内覧会」が行われるのだ。たんまりと「立派な家具だがね~」「あんた、ええねぇ~」と褒めまくってもらい、よし!上機嫌で新居へと向かうというわけだ。

ちなみにこの嫁入りトラック、運転のバックは「出戻り」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.