2012年9月28日 12:45
宮崎県の元知事・東国原のグッズって、宮崎では今どんな反響?
こうやって東国原グッズを調べていると、なんとあの似顔絵の作者という方とコンタクトを取ることができた。
宮崎市で飲食業や食料品の製造販売を行う岩切邦光さんだ。
イラストを手掛けることになったいきさつを尋ねると、「テレビで知事が『私をどんどん利用してください』」といっていたので、それならとテレビで見た姿をさっとデッサンしてデザイナーに仕上げてもらい、宮崎県商業労働部へ直行。
担当の方から直接、知事に渡してもらったら『いいんじゃない』とその日に許可が下りたんです」という。
それで岩切さんは「みんなで宮崎を元気にしよう」という思いで、似顔絵を県内の農産加工業や食品関連業者に限り、無償で提供したそうだ。
そのかいあって、ブームのピーク時には売り上げが現在の2.5倍もあったとか。
でも今は「マスコミも来なくなって街は静かになったけれど、全国に宮崎県の良さが知れ渡って新しい観光客が増えたのは確かです」と喜ぶ。
その言葉の通り、宮崎には今日も癒やしを求めて観光客がやって来る。
人気の土産はマンゴーや日向夏のお菓子、焼酎。
加えて、「みやざき犬」グッズの売れ行きも上々だ。
が、果たして東国原グッズに代わって宮崎をどこまでアピールできるか。