2012年10月12日 11:38
たんぱく質が不足するとうつ病になる? 効果的なたんぱく質の取り方
私たちは糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素から、生命維持に必要なエネルギー源を得ています。
糖質とたんぱく質は4kcal/g、脂質は9kcal/gのエネルギーを発生させます。
ところが、たんぱく質はエネルギーとなる前に、筋肉や骨、ホルモンや神経 伝達物質など、心身の構成成分として利用されるという特徴があります。
英語でたんぱく質のことをプロテインと言います。
この語源はギリシャ語で「第一」という意味の言葉から生まれたもの。
それほど、たんぱく質は生命維持になくてはならない第一の栄養素なのです。
私たちは新陳代謝を繰り返し、生命を維持し続けていきます。
この細胞を形づくり、活動させる命の担い手がたんぱく質です。
食物を食べる目的のひとつは、たんぱく質の摂取と言っても過言ではありません。
たんぱく質は私たちの身体を構成する成分のうち、水分に次いでもっとも多くを占めています。
筋肉、臓器、脳など身体をつくり、ホルモン、酵素、神経伝達物質などの材料となるなど、その役割は多岐にわたります。
たんぱく質をしっかり摂取することで、脳細胞の壊死(えし)を防ぎ、思考力を高め、神経の働きをよくして精神的な安定をもたらします。