2012年10月19日 16:41
大分県別府にて、競輪場やお寺でひとっ風呂? 別府のユニーク温泉
風呂場は食事処から歩いてほんの数分のところ。
木立に囲まれた「金剛の湯」と、プールのように広い「景観の湯」の二つの湯が男女日替わりで利用できる。
素晴らしいのは景観の湯で、最初は神秘的なブルーの湯にびっくり。
続いて湯船から眺める景色のすばらしさにも驚かされる。
肌に気持ちのいいお湯を堪能しながら、のびのび開放的な気分にもたっぷりひたれる。
しかも、温泉を満喫した後は、大分の郷土料理、だんご汁定食が待っていた。
●information いちのいで会館 別府市上原町14-2 開創1044年という歴史ある寺にある温泉で、源泉は地獄巡りのひとつにもなっている「龍巻地獄」から引き湯している「長泉寺薬師湯」。
地元の人に利用してもらおうと前住職が浴槽を設計し、家族総出で手作りしたというありがたい温泉だ。
訪ねてみると、湯屋の中には、大人3人がつかればいっぱいという感じの浴槽があるシンプルな造り。入浴料の表示はないが、おさい銭を置いていくのがマナーのようだ。
つかってみると湯は肌にやさしく、二の腕あたりをなでてみるとすべすべに。
飲んでみると酸味と鉄分が感じられ、胃腸によさそう。