くらし情報『スズキ、米国本土における四輪車販売事業から撤退--米子会社が更生手続申請』

2012年11月6日 15:05

スズキ、米国本土における四輪車販売事業から撤退--米子会社が更生手続申請

スズキ、米国本土における四輪車販売事業から撤退--米子会社が更生手続申請
スズキは6日、同社の子会社で、ハワイ州を除く米国において、四輪車、二輪車・ATV(バギー)、船外機、関連する部品・用品の販売を行うアメリカンスズキモーター社(以下「ASMC社」)が、2012年11月5日(現地時間)開催の同社取締役会において、これらの販売事業のうち、四輪車販売事業からの撤退及び二輪車・ATV、船外機事業への集約を実施するに当り、米国連邦破産法第11章に基づく更生手続を申請することを決議したと発表した。

この結果、スズキは米国本土における四輪車販売事業から撤退することになる。

スズキによると、ASMC社は、同社の長期計画を検討する中で、為替を含む経済環境、市場動向、小型車中心の自社のモデルラインナップ、達成可能な販売規模、環境や安全面での法規制の強化などを考慮すると、四輪車販売事業の採算性を確保・維持していくことは極めて困難であると認識。

一方、二輪車・ATV、船外機については引き続き販売増加と収益拡大が可能であると判断するに至ったといい、将来有望な分野で効率よく事業拡大と収益改善を進めるために、採算が見込めない四輪車販売事業から撤退して、全ての経営資源を二輪車・ATV、船外機に振り向けることを決定したとしている。

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