2012年8月5日 13:50
【エンタメCOBS】今さら聞けないシリーズ(1)ホルモンバランスの崩れってなに?
ホルモンバランスが崩れるとよくないってよく聞くけれど、実際のところ、ホルモンバランスが崩れているっていったいどんな状態のことなの?
ホルモンバランスとは、女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が、生理周期に伴って変化していくことをいいます。
詳しく説明すると…
通常、生理が終わる頃から排卵前にかけては、エストロゲンが主に増加してプロゲステロンより多くなり、逆に排卵後は、プロゲステロンが増加してエストロゲンより多くなります。
そして生理前になると、両ホルモンとも減少していきます。
これらのホルモンは卵巣から分泌されるのですが、分泌量のバランスは、主に視床下部がコントロールしています。
この視床下部は、とてもデリケートな場所でストレスの影響を非常に受けやすい部分。
ストレスを受けると視床下部の機能は低下し、ホルモン分泌量のバランスは簡単に崩れてしまうのです。
この状態が、ホルモンバランスの崩れた状態。
また、原因はストレスだけではなく、卵巣機能の低下・過度のダイエットや生活習慣の乱れ・思春期や更年期などさまざまなケースが考えられます。
ホルモンバランスの崩れにより起こる症状は、生理不順や排卵トラブル・生理時以外の不正出血・イライラや肌荒れなど。