コードネームって何のことかわかりますか? 日本語に訳すと秘匿名称。「暗号名」とも言います。要するに、本体を隠す時に使う代わりの名前です。一番有名なコードネームは007でしょう。007はイギリスのスパイ、ジェームズ・ボンドのコードネームですね。
このコードネームが一番喜々として使われているのがIT業界です。IT業界のコードネームについて調べました。
本来、コードネームというのは周囲、一般に知られないことを目的に使うものです。
例えば、次のWindows9を開発している技術者同士が、仲間内でそれを「Blue」と呼んでいたとしましょう。外で誰かに「Blueにはバグがまだ多いね」なんて会話を聞かれても、Blueが何かを知らない人にはその意味がわかりません。
コードネームというのはそのためにあるものです。
ところが、いつのころからかIT業界では「次のOSのコードネームが発表!」みたいなキャッチコピーが躍るようになったのです。本来の意味から外れて、正式版までの仮の名前ぐらいの感じでコードネームが付けられるようになっています。
■スマホ用のAndroid OSは順番にお菓子の名前
スマホに搭載されているAndroid OS(アンドロイド オーエス)