【エンタメCOBS】小吉と末吉はどちらがラッキーなの? おみくじの謎に迫る
――神社とお寺、どちらでおみくじを引くのがオススメですか?
「好きなほうで良いと思いますよ。ちなみに、歴史的背景をお話しますと、昔は、お寺と神社は一緒でした。お寺のおみくじには漢詩が、神社のおみくじには和歌が書かれるようになったのは、お寺と神社が別になった明治時代以降なのです」
――おみくじは誰が作っているのですか?
「お寺の『観音みくじ』系に関しては、当時から伝わっている内容が多いと思います。神社のおみくじは、明治時代以降に、日本でオリジナルに作られたのではないでしょうか。また、近年は、よりわかりやすい表現になったものや、ゲーム会社が作ったもの等も出てきているようです」
■末吉と小吉なら、小吉のほうがラッキー
――末吉と小吉、どっちがいいのですか?
「末吉と小吉であれば、小吉の方が上です。『末っ子』という表現があるように、末は一番下なのです。逆に、吉と小吉のどちらが上かについては定説がありません。おみくじの種類によっては、半吉があったりします。
『大吉・吉・凶・大凶』など、おみくじの表現には、明確な決まりがないようなのです」
――では、どうやって、運を判断したらいいのですか?
「おみくじに書かれている歌がポイントです。