2013年2月28日 11:00|ウーマンエキサイト

専門職「看護師」が進む4つのキャリアとは? 手に職を持った女性の将来プラン

管理者になった人の中には、“認定看護管理者”という専門の教育を受けたり、大学院に通ったりして、マネジメントの勉強をする人も増えています。管理者は看護師としての蓄積が豊富であるために、経験に頼ってしまう傾向がありますが、マネジメントの理論を習得することで、経験と理論の両面から現場の問題を捉えられるようになるそうです。

マネージャーはチームとそのメンバーの責任者。チームに方向性を与え、その方向に行動させる存在です。メンバーの能力を引き出し、チームで目標を達成する事に喜びを感じる方は管理者としての道を考えてみてもよいでしょう。

方向性4:教育者看護学校や大学などの講師、教員です。マネージャーを経験してから病院附属の看護学校で教鞭をとるケースが多いでしょう。必要な資格は教育施設ごとに異なりますが、概ね5年以上の臨床経験が必要になります。


看護技術、看護理論、看護倫理などを教えることが主な仕事ですが、学生たちのモチベーションを高めたり、進路相談にのってアドバイスをしたりという「看護師のたまご」にとっての良き理解者でもあります。教育やサポートをすることはたいへん重要であり、その部分を担う教育者の責任は大きいですが、その分やりがいが大きいともいえます。

教育者というキャリアは、自分がどう指導するかによって教えられる側の今後を左右する事にもなります。そのため、時には厳しく指導しなければならない時もあり精神的な強さが必要になってきます。人が成長していく過程に喜びを感じられる方は、教育者への道を歩んでみてはいかがでしょう。

今回紹介したキャリアプランは看護師のものですが、その他の専門職にも通じるものがあります。

つまり自分の適正や、どのように働きたいか次第で、キャリアプランの方向を考えることが大切なのです。専門職でその道を究めれば、かなりの収入が見込める事もありますし安定もします。
また、自分のライフスタイルを優先させて働くことも可能です。

一方で、その職に対する姿勢やモチベーションの高さなども関わり、自分自身がその職務をどう考えているのか見つめていくことが大切でしょう。

「手に職だから」安心ということではなく、「『職』を持ったその先に何を求めるか」から考えて、自分のキャリアプランを考えてみるのもいいですね。

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■取材協力:リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」

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