オフィスワークでエコノミークラス症候群!? 働く女子の不調を防ぐために必要なこととは
毎日、会社では一日中座りっぱなしでパソコンに向かっている、という人は少なくないかも。そういった働き方が体にどういう影響を及ぼしているか、知っていますか。
「オフィスワーク向上委員会」は、オフィスワーカーの日常的な「座りっぱなし」が原因となるさまざまな不調や不都合の解消を目的とした、専門家による委員会。全国の働く20、30代の女性を対象に、1日の座っている時間とオフィスワーク中の水分補給に関する意識と実態を探ることを目的に、インターネット調査を実施しました。
それによると、1日に2時間以上座り仕事をしている人のオフィスワーク中の平均座り時間は、6時間13分だったそう。さらに1日の中で継続して座っている最長の時間を聞いたところ、平均で7時間12分になったのだとか。やはり仕事となると、長時間席を立つことができないときもあるようですね。
このように働いている女性の中には、体の不調を訴える人も多いようです。60.3%の人が「肩がこる」と答えたのを筆頭に、「目が乾く」(37.1%)、「手足がむくむ」(33.9%)と続き、約9割の人が何らかの不調を感じているという結果が。
その結果、3人に2人が、飛行機などで長時間同じ姿勢をとっていることで発症すると言われているエコノミークラス症候群が、オフィスワーク中でも起こると思っていることも判明。座りっぱなしで働くことで、体に不調を感じる可能性を認識している人は多いようです。
その一方で、座りっぱなしにならないための工夫をしているかという問いでは、32.2%の人が「特に何もしていない」と答え、積極的に対策をしてる人は少ない傾向がうかがえます。