2014年3月20日 12:00|ウーマンエキサイト

働き女子必見! 太田光代さんと大渕愛子さんに学ぶ、仕事を最大限に楽しむための秘訣とは


――そうはいっても管理職になるにあたって、不安に思われている方もいらっしゃいます。

大渕:リクナビNEXTのアンケート【2】では、「管理職になって犠牲にしたもの」の1位に「趣味に費やす時間」とありましたが、私は逆じゃないかなって思います。自由な時間そのものは減るかもしれませんが、必然的に収入がアップしますし、スケジュールもコントロールできる立場になるので、楽しめる範囲が広がるんです。だから自由度は増すと思いますけどね。

太田:日本人は遊ぶのが下手な人が多い気がします。仕事の区切りで自分へのご褒美を与えてあげることで人生が華やぐと思う。実際に、アンケート【2】の結果でも「管理職になって得られたもの」の中に「服装の自由度」「おしゃれにかける時間」という回答があります。好きなことにお金を使うことって人生において大事なことですよね。

大渕:あと、子育てや結婚がキャリアの障壁になってしまうのではと危惧する声もありましたが、そうではないと思います。昔は女は家に入るという風習がありましたけど、これからは家事も育児も分担していく時代です。企業努力も増え始めています。仕事と家庭を両立させる女性が増えていってほしいですね。

働き女子必見! 太田光代さんと大渕愛子さんに学ぶ、仕事を最大限に楽しむための秘訣とは
――そうですね。世の中にもっともっと挑戦する女性が増えていったら素敵ですね。その挑戦の末掴んだ管理職。管理職だからこそ得られるものはなんでしょうか?

太田:部下の成長を目の当たりにできるのが醍醐味ですよね。女性は母性本能が働きますから、部下が身内か子供のように感じられて、彼ら彼女らが色々な事を覚えていく過程を見ると、やってきて良かったなと思います。企業は人が財産ですし。

大渕:私の事務所でも若い弁護士を雇っています。部下が一番輝ける役割を与えたり、逆にやりたくないであろう仕事も頑張ってもらわなければいけない場面もあります。その時は、この仕事には今後のキャリアを見据え、ちゃんと意味があることをしっかり伝えてあげるようにしています。

太田:言わなければわからないですよね。色々な経験を積ませてあげることはとても大事。どんな仕事でも、人生において無駄になるものは何も無いことを理解させてあげるのは管理職において重要な役割ですね。

――ありがとうございます。最後に、管理職を目指す女性にメッセージをお願いします。

太田:女性は、男性が気づかない女性ならではの発想を絶対に持っているので、その視点を生かして下さい。そして、楽しむ時は思いっきり楽しみましょう!

大渕:女性管理職が今後ますます増えるのが時流ですから、実力を発揮しやすい環境にもなってくると思います。自分のためだけではなく、世の中のためにもやっていくという充実感を感じてもらいたいですね。

働き女子必見! 太田光代さんと大渕愛子さんに学ぶ、仕事を最大限に楽しむための秘訣とは
■今回の対談の詳しい様子はこちらからご覧いただけます。
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