服の色で自分のブランド力がUP! 見た目が与える心理効果は影響大
次世代リーダーのキャリア形成を支援するためのサイト「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」が、服装というオフの場面も含めてのキャリア形成支援を目的に、3月3日「~私らしく輝くキャリアのために~ 服装心理学による『セルフブランディングセミナー』」を開催しました。
講師を務めたのは、株式会社フォースタイル代表で、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙さん。セミナーには女性管理職を中心とした仕事帰りの女性たちがたくさん来場しました。
久野さんは、まず見た目が与える心理効果として、人の心と着る本人の意識、両方に影響を与えることを説明しました。見た目が与える心理効果は大きいため、それを上手に活用することで、自分のブランド力を上げることが可能なのです。
この日は、ファッションの要素を決める「色」「形」「質感」から、特に影響力の大きい「色」についてのふたつのワークを通して、自分のブランディングのための「色」の活用の仕方を学びました。
■パーソナルカラーパーソナルカラーとは、肌や髪などの外見に似合う色のことです。実際に手鏡を見ながら、隣の参加者と一緒に、パーソナルカラーを自己診断してみました。パーソナルカラーは春夏秋冬の4つの色のグループに分かれており、自分のパーソナルカラーを身につけることで、より好印象を残せるのだそう。
■イメージカラーイメージカラーは自分らしさを与えられる色です。エゴグラムという心理学のテストを用いて、自分のイメージカラーを探りました。イメージカラーでは、自分に合った色を選ぶほか、なりたい自分に近づくためにふさわしい色を選ぶこともできるそうです。
パーソナルカラーとイメージカラーを理解し、ファッションはもちろん、写真や名刺といったものに使用することで、一貫したイメージで自分をブランディングできるから、知っておくと強い武器になりそうです。