2015年8月11日 05:15|ウーマンエキサイト
意外と知らない、盆踊りの豆知識を覚えて、踊りをもっと楽しく
夏の風物詩ともいえる盆踊り。園や自治体で行う盆踊り大会に参加することもあるでしょう。せっかくですから、盆踊りの由来や正しい踊り方などについて知っておき、子どもにも盆踊りに興味を持ってもらいたいですよね。
今回は、知っているようで意外と知らない、盆踊りの豆知識を紹介していきましょう。
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盆踊りの由来
盆踊りの歴史は、平安時代までさかのぼります。平安時代に踊られていた「念仏踊り」が盆踊りの由来と言われています。念仏踊りとは、自分で念仏を唱えながら、太鼓や鐘などを打ち鳴らしながら踊るスタイルです。
それが時代の流れと共に少しずつ変化し、念仏を唱える人と踊る人がそれぞれのパートに分かれている「踊念仏(おどりねんぶつ)」へ。
そして、お盆と結びつき、今のような盆踊りのスタイルが完成したのだそうです。
盆踊りには、先祖の霊を供養する意味が込められている
最近は、盆踊りに対して「みんなで楽しく踊る」というイメージがありますが、本来は「先祖の霊を迎え先祖を供養する」という意味や、「先祖や、亡くなったばかりの新仏に太鼓や鐘の音などで楽しんでもらう」という意味、「祖霊になった人との別れを惜しむ」などの意味があるといわれています。
いずれにしても、盆踊りには先祖や亡くなった方々の霊を鎮めるという意味が込められているようです。