70代まで好きな仕事を続けるには? 映画『FOUJITA』仏人女性プロデューサーの人生論

 

主演のオダギリジョーさんの風貌があまりに実物とそっくりで、公開前から話題となっている日仏合作映画『FOUJITA』が、11月14日(土)よりいよいよ公開されます。

(c)2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション



主人公のレオナール・フジタこと、画家の藤田嗣治(つぐはる)は、1920年代のパリで「乳白色の肌」の裸婦像によって時代の寵児になると、3度の離婚と死別、戦争協力画、敗戦…と、波乱の人生を歩みました。

そして、この映画でフランス側のプロデューサーを務めたのが、『アメリ』など世界的大ヒットを飛ばしたクローディー・オサールさん。女性プロデューサーの先駆け的存在の方で、70代となったいまでも映画界の第一線で活躍しています。

日仏合作映画『FOUJITA』 左)製作プロデューサー/クローディー・オサール  右)監督/小栗康平



デコルテラインが美しいニットに真っ赤なネイル、ほのかに香るパフィームを身にまとってインタビュー会場に訪れたクローディーさん。

わたしたちがイメージする“いくつになってもカッコイイフランス女性”をまさに体現しているクローディーさんに、仕事でのモチベーションの保ち方や女性として輝く秘訣について伺いました。

■30代は基礎作りの時期 何もしたくない日はしない

――70代になっても働き続ける、仕事のモチベーションはどこにありますか?

一番のモチベーションは、“才能ある映画監督を見つけたい”という気持ちです。誰も作らない、オリジナリティのある映画を作りたいと思っているので、それがやる気につながっています。

才能のある監督に出会うために、何か新しいアイデアはないかと、若手の映画監督や作家、海外の人など、いろいろな人と実際に会って話しをするようにしていますね。

そうはいっても、やる気を持ち続けることは難しいもの。何にもしたくない日は、本当に何もしないこともありますよ(笑)。

――30代のときに、これをやっていてよかったということはありますか?

30代は、プロフェッショナルとして成功するための基礎作りの時期ではないでしょうか。私はそのころ、CMのプロデュースをしていましたが、このときの経験が、いまの長編映画を作ることにつながっていると感じます。

当時のCM業界は今より自由度が高く、クリエイティブでオリジナリティのあるものを作れる時代でした。だから本当に大好きな仕事でした。

あるとき、「大手広告代理店のCM部門のチーフにならないか?」とオファーをいただいたのですが、広告代理店に勤めればたしかにいい役職をもらうことはできますが、実際に作品を制作することはできません。私は作ることが好きだし、ずっとそっち側にいたかったのです。

だからその依頼を断って、長編映画の道に進むことにしました。選択をするべきタイミングは必ず訪れるでしょうね。


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