電力自由化で、毎月支払う電気代を安くおさえることが出来るようになっても、電力のムダ遣いをしていては意味がありませんよね。せっかくのこの機会に、家電の省エネ性能を見直してみましょう!
そこで今回は、デザインと機能性の高い家電がそろう、二子玉川 蔦屋家電の住コンシェルジュ・久保雄一さんと、食コンシェルジュ・築野由佳さんにインタビュー!
二子玉川 蔦屋家電
左)住コンシェルジュ・久保雄一さん 右)食コンシェルジュ・築野由佳さん
スタイリッシュな節電家電と、この春おすすめのミニ家電を紹介していただきました。
■オーディオ×LED電球! 省スペースで省エネ
久保さん:春の買いかえを機に見直してほしいものの一つが、照明です。
LED電球は、省エネなだけではなく、寿命が長いので頻繁に交換しなくていい、熱を持ちにくいなど白熱球に比べてメリットが多いんです。
おすすめしたいソニーの『LED電球スピーカー LSPX-100E26J』は、LED電球とBluetoothスピーカーが一体化したアイテム!
LED電球スピーカー LSPX-100E26J オープン価格
※シェード・ケーブルは商品に含まれません
いま使っている電球と同じように、照明機器に取りつけるだけで使うことができます。取りつけた機器のランプシェードの素材によって、音の響きが変わるのもおもしろいですよ。
明るさは全光束360lmで調光も可能と、照明としてもしっかりと使える。それでいて、消費電力は約9W(LED約7W +スピーカー約2 W)なのも特徴です。
■冷蔵庫は年間10,000円もムダにしているかも…!
―家電の買いかえと言えば、冷蔵庫。なかなか壊れるものでもないので、タイミングが掴めません。
築野さん:冷蔵庫の寿命は一般的に10年ですが、10年前と最新モデルの年間電気代を比べると、10,000円近く差が出ることも! 買いかえで、省エネが実感しやすい家電ですね。
冷蔵庫は大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
冷蔵室は食材をつめこまずに余裕を持たせると、冷気が効率よく循環し、ムダ無く庫内を冷やせて省エネになります。
―容量が大きいと価格も高いのでは?
確かに大容量モデルは価格が高いですが、最新の省エネ技術を搭載しているので、小容量よりも年間電気代が安くなる傾向です。
おすすめは、4人家族なら日立アプライアンスの『R-X5200F』。
R-X5200F オープン価格
517Lと大容量ながら、1年間の電気代がおおよそ4,320円(160kWh/年)と、かなり低いことがわかります。また、日立は食材の鮮度を保てる「真空チルドルーム」など、食材の廃棄ロスの軽減につながる独自機能にも注目です!
■ドラム式洗濯機はヒートポンプ式。電気代3/4カット!
―ドラム式洗濯機も気になっているのですが、省エネ性能はどうですか?
久保さん:ドラム式洗濯機にはヒーター式と、ヒートポンプ式がありますが、後者のほうが省エネ。
ヒートポンプ式は庫内の湿った空気を熱交換器(ヒートポンプ)で除湿し、再び庫内に送りその風で乾かす方式で、ヒーターを使わないぶん電気代が抑えられるんです。
おすすめはパナソニックの『ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX5E3L-W』。
ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX5E3L-W オープン価格 ※オリジナルモデル
例えば、家族4人の1日の洗濯物量を6kgとして、これを洗濯から乾燥までさせても、電気代は約16.5円(610wh)。ヒーター式の4分の1の電気代で済みます。
また、軽い汚れの化繊衣類(1kgまで)なら60分で洗濯・乾燥が完了するコースを搭載しているのもポイントです。子どもの体操服や給食着、スポーツウェアなど、急ぎで洗い、乾かしたい衣類があるときも安心ですよ。
―こんなに電気代に差がでるなんて驚きです。いろいろなお話を聞いていると、家電を見るのが楽しくなってきました!
後編は、春のおすすめミニ家電です。わずか0.2秒で立ち上がる、おしゃれなオーブントースターも登場!
二子玉川 蔦屋家電
「ライフスタイルを買う家電店」をテーマに、BOOK&Cafeの空間の中で、家電だけではなく、インテリアや書籍なども販売し、様々なライフスタイルを提案する。
売り場は食、住、美といったジャンルに分かれており、各売り場には、それぞれのジャンルの専門知識が豊富な「コンシェルジュ」と呼ばれるスタッフが在籍。「私の生活に合うのはどの商品?」などの疑問に、親身にアドバイスをしてくれます。
左)住コンシェルジュ・久保雄一さん 右)食コンシェルジュ・築野由佳さん
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
TEL:03-5491-8550
後編へつづく
電力自由化でスマートライフをはじめよう!