2016年5月12日 16:00|ウーマンエキサイト

子どもを狙う犯罪にどう対応する? 知っておきたい防犯サービス

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新年度のスタートから1ヶ月がたちました。

入園、入学、進学など、新しい環境に慣れるのに精一杯だったお子さんも、ゴールデンウィークが明けたいま、ほんの少し気がゆるみやすくなったり、注意力が散漫になったりするころかもしれません。

ハンモックの中から微笑む男の子

(c) velazquez - Fotolia.com



特に、子どもの成長にともない、親の目から離れる時間が増えてくると、どうしても気になるのが身の回りの安全のこと。

中学生の少女が連れ去られ、監禁されていた事件も記憶に新しく、あらためてわが子の防犯への意識が高まっているパパ・ママは多いのではないでしょうか。

そこで今回は、子どもの安全のために役立つ、防犯サービスをご紹介します。

■子どもの被害件数は2万件以上! 事前の情報キャッチが鍵に

平成27年度版の警察白書から13歳未満の子どもの被害件数をみてみると、平成17年で34,459件発生していたのが、26年では24,707件と、年々ゆるやかに減少しています。

しかし、犯罪の内容をみると、26年中は強制わいせつが1,095件、公然わいせつ133件、略取・誘拐109件と、決して見過ごせない数字になっています。

そこで、警視庁が子どもの防犯の取り組みとして行っているのが「メールけいしちょう」サービス。

無料登録をすることで、各地域で起きた事件などの情報がメールで配信される仕組みです。

エリアの選択はもちろん、声かけ、公然わいせつなど、子どもに対する犯罪のみの情報を受信する設定も可能です。

いち早く情報をキャッチできれば、子どもへの警戒の呼びかけがスムーズに行えそうです。

警視庁以外にも、子どもが安心して過ごせる取り組みを行うさまざまな団体や企業があります。

■「防犯笛」の配布活動も。子どもたちを見守る、マクドナルドの取り組み

自分の身に危険がせまっているとき、幼い子どもでもとっさに吹くだけで「ピーッ」と大きな音が出る防犯笛は、もしものときにそなえて常に持たせておきたいアイテムです。

マクドナルドが配布しているイエローカラーの防犯笛

マクドナルドが配布しているイエローカラーの防犯笛



マクドナルドでは、2003年に沖縄県の店舗が地域の要請を受けて防犯笛を提供したことからはじまり、毎年新小学1年生を対象に、全国各地の教育委員会や警察と協力しながら、小学校で防犯笛の配布を行っています。

2016年は47都道府県で、新1年生の約80%にものぼる85万9,223個を提供しています(2016年4月5日現在)。

マクドナルドのロゴと同じイエローカラーの防犯笛は、ランドセルやバッグにつけているだけでも目立ちやすく、防犯に一役買いそうです。

また、防犯笛の配布活動以外にも、全国の幼稚園や保育園、小学校で人気キャラクター、ドナルド・マクドナルドによる防犯・食育教室「ハロードナルド」の開催や、一部地域の店舗では、いざというときに子どもが駆け込める「子供110番の家」の活動も行っており、長年にわたって安全・安心な街づくりのサポートをしています。

こども110番

※「子供110番の家」は上記ステッカーが貼られている、東京都、愛知県、神奈川県などのマクドナルド約1100店舗にて対応



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