2016年5月23日 18:00|ウーマンエキサイト

育休から復帰した「新米ママ」たちへ 働くママへの応援歌【働くママの応援歌 Vol.1】

働くママの応援歌

働くママの応援歌

三児の母として子育てをしながら講演、執筆活動を続けたキャリアコンサルタント歴23年の上田晶美が贈る、育児休業から復帰したママたちへの応援歌! 育休時の準備から、働き始めてぶちあたる様々な壁、その対応…

育休から復帰した「新米ママ」たちへ 働くママへの応援歌【働くママの応援歌  Vol.1】

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こんにちは。キャリアコンサルタントの上田晶美です。

育児休業から復帰したママたち! お疲れ様です。ほんと、日本の中で今一番疲れている人、それがまさしくあなた!ですね。心から労いの言葉を贈りたいと思います。よくがんばっていますね。よくぞ、子どもを産みました! そして仕事も続けている。これはもう賞賛の嵐です。


子育てだけでも大変なのに。仕事だけでも疲れるのに。それを両方やろうというのは、素晴らしいチャレンジです。この少子化の日本で、次世代を産み育てるということは、国家をあげての一大事業。労働力の減少も問題になっている今、経済活動にもどってきたあなたは本当に貴重な存在です。

もっともっと世の中すべての人があなたを労い、賞賛してくれてもいいはずなのに。手助けしてくれてもいいはずなのに。現実は肩身の狭い思いをして、会社でも、保育園でも、電車の中でも、「すみません、すみません」と謝り通し。
家に帰れば、泣く子に「ごめんねー」と言いながら、泣きたいのはこっちの方だわ、と思ってママまで半ベソ。

私にもそんな思い出が山のようにあります。それはもう、ここには書ききれないくらい。私は三人の子どもを産み育てながら、このキャリアコンサルタントの仕事をしてきましたので。

■子育ては「宅急便」のようにはいかない

たくさんの私の “新米ママ時代” の記憶の中からひとつエピソードを披露すると、つくづく「子どもは宅急便のようにはいかないなー」と思ったことです。あたりまえでしょ?

でも当時、新米ママの私は赤ちゃんを、宅急便を荷造りして朝はポンとコンビニに預け、夕方またハイと受け取ればいいくらいに考えていたのです。本当にあさはかでした。赤ちゃんは生きています! いろいろとこちらの思い通りにはいきません。


育休から復帰した「新米ママ」たちへ 働くママへの応援歌【働くママの応援歌  Vol.1】

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まず、準備が時間通りに進まない。それでもなんとか機嫌をとってようやく準備をし、さあ、出かけようと抱き上げたら、替えたばかりのオムツがぬれている。あら、それが服にまで浸みていて、着替えさせなきゃ! あー、いつになったら保育園に着くの? 電車に乗れるの? と慣れるのに数ヵ月はかかりました。 

正直言って、一日の労力の7割くらいを朝、子どもを預けるところまでで使い果たしていましたね。仕事は残りの3割くらいでやるしかない。私はお迎えは頼める人がいたので、預ければあとは少しホッとでき、仕事に打ち込めました。まあ、3割ですが。


育休から復帰した「新米ママ」たちへ 働くママへの応援歌【働くママの応援歌  Vol.1】

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でも仕方ないのです。そんな時期もあります。なにしろ新米なのですから。うまくいかないであたりまえ。子どもにしても、小さいとはいえ、いろいろと意志や希望があるのに、相手が納得しないままに、新生活に入ったのですから。それはそうです。日本語がまだ通じないので。ここは少し、慣れるまでの辛抱です。



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