2015年9月4日 12:45
「ピガール」が渋谷円山町をパリのピガールに変える?
渋谷・円山町にオープンした「PIGALLE TOKYO」
今年7月に「ANDAM*フランス国立モード芸術開発協会Fashion Award(アンダム ファッション アワード)」のグランプリを受賞し、25万ユーロの賞金を獲得、今最も期待されるブランド「ピガール(PIGALLE)」が初の海外出店に選んだエリアは、東京渋谷の円山町だった。
「ピガール(PIGALLE)」は、2009年にパリのピガール地区に1号店となるセレクトショップをオープンし、2011年よりオリジナルブランドをスタート。パリメンズファッションウィークでは毎シーズン、スポーツとストリートからインスピレーションを得たパリらしいエスプリの利いたコレクションを発表してきた。日本ではユナイテッドアローズ原宿本店や表参道GYLEで限定ポップアップショップを出店しており、デザイナーのステファン・アシュプール(Stephan Ashpool)も10年前から「数え切れないほど」(本人)来日している。
パリのピガール地区が古くから歓楽街として知られているように、道玄坂上に栄えた円山町の歓楽街の歴史が持つ界隈性をステファン自身が気に入って、以前は喫茶店だった場所を交渉して今回の出店となった。