2015年9月11日 17:45
「ロカボ」を食べて学べるイベントを銀座三越、伊勢丹新宿で開催
ロカボ体験セミナーのメニュー(伊勢丹新宿店)
三越伊勢丹が今、フード業界で大きな注目を集めている「ロカボ」を堪能できる食イベントを開催する。
「ロカボ」とは、「ローカーボ(low carb)」の愛称で、糖質の摂取を抑えた食生活のこと。昨今、美容や健康への関心が高い人を中心に巷の注目を集めているキーワードだ。そんなロカボをいち早く推奨してきたのは、食・楽・健康協会代表理事で医学博士の山田悟。同氏によると、ロカボは健康を維持するための食の新しい方法となりうるばかりか、「無理なく取り組みやすい」という点でも注目度が高いのだという。
糖質の量だけをしっかりとコントロールすれば、それ以外は気にせず、揚げ物や肉類等を適度に楽しみながら、食制限によるストレスを感じにくいのが利点だ。
では、糖質の量はどのくらいに制限すればいいかというと、同氏によれば、一般的に1食あたり20gから40g以内が目安だという。20gの目安は、ごはんなら半膳、トーストなら半切れだ。
慣れないうちは物足りなさを感じるかもしれないが、同氏も「まずはできる範囲でOK」という通り、大切なのは楽しみながら続けること。ロカボの考え方を知ることで、おいしく楽しく健康的な食生活を送れるようになるのが理想だ。