くらし情報『人々がアートを巡る旅に出かける理由。瀬戸内国際芸術祭・総合プロデューサー 北川フラム--1/2【INTERVIEW】』

2016年3月26日 20:00

人々がアートを巡る旅に出かける理由。瀬戸内国際芸術祭・総合プロデューサー 北川フラム--1/2【INTERVIEW】

は成立しません。瀬戸内海の島々を巡る旅は、自分で工夫して考えて歩かないと、船にも乗れないし、お昼ごはんも食べられない。努力を要する。でもそれが、「旅」の実感を深めます。大巻伸嗣「Liminal Air - core -」■一回きりの人生を楽しんで生きるーー三越伊勢丹に足を運ぶ人々と、瀬戸内国際芸術祭への来訪者には、どのような共通点がありますか?全体を包み込むファッショナブルな空気。これが瀬戸内国際芸術祭と三越伊勢丹との接点だと思います。個人の生理的な欲求を細かくひろい、それが時代の最先端を行く伊勢丹のイメージをつくり上げている。瀬戸内国際芸術祭に来られる方々は、20代、30代の女性が多く、とってもファッショナブル。
その人たちは伊勢丹の購買層とも重なります。概してみな、お洒落している自分が好き。瀬戸内海を旅している自分が好き。芸術祭をサポートしたり、手伝っている自分が大好き。よくよく聞けば、それが本音だそうで、ああ、なるほどと、とても合点がいったんです。ーーそれはどのような動機に支えられているのでしょう。お洒落をするために、人々は高いお金をかけて服飾品を買う。それは「一回きりの生。
されど人生」

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