くらし情報『京都でフィリップ・ワイズベッカーが出会った職人の道具。約10年前の画集が再版【NADiffオススメBOOK】』

2016年9月8日 21:00

京都でフィリップ・ワイズベッカーが出会った職人の道具。約10年前の画集が再版【NADiffオススメBOOK】

京都でフィリップ・ワイズベッカーが出会った職人の道具。約10年前の画集が再版【NADiffオススメBOOK】

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。■『THAND TOOLS』フィリップ・ワイズベッカーフィリップ・ワイズベッカーはパリとバルセロナを拠点に活動するフランス人アーティストでありイラストレーター。出版や広告の仕事も多く、虎屋やクラスカ、資生堂『花椿』の仕事などで、日本でもよく知られている。通常の奥行を感じさせるパース図法とは異なる「逆パース」と呼ばれる独特のフォルムで日常にある物や建物を描くその絵は、何故か懐かしく温かみすら感じさせる。そして、シンプルで無駄がない。
日本に関心があるのも頷ける。2002年に4ヶ月間京都に滞在し、日本の職人の道具に魅せられたワイズベッカー氏は、デッドストックのノートにそれらのドローイングを描いた。本書は、2003年に48ページで出版されたそのドローイング集を、64ページの完全版として再出版したもの。

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