くらし情報『「ミュシャ展」が17年3月、国立新美術館で開催。晩年の集大成「スラヴ叙事詩」もチェコ国外世界初公開』

2016年11月25日 18:00

「ミュシャ展」が17年3月、国立新美術館で開催。晩年の集大成「スラヴ叙事詩」もチェコ国外世界初公開

「原故郷のスラヴ民族」1912年 油彩、テンペラ/カンヴァス 610×810cm

アール・ヌーヴォーを代表する芸術家のひとりであるアルフォンス・ミュシャ(Alfons Mucha)の国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業「ミュシャ展」が、17年3月8日から6月5日まで東京・六本木の国立新美術館 企画展示室2Eにて開催される。アルフォンス・ミュシャは、オーストリア領モラヴィアに生まれ、パリで活躍した芸術家。34歳のときに手掛けた、女優のサラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターで一躍その名が知られ、以降は美しい女性像や流麗な植物文様など、華やかなで洗練されたポスターや装飾パネルなどで多くの人を魅了した。また、ミュシャは故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品も数多く描いており、晩年の17年間をかけて、その集大成として渾身の作品「スラヴ叙事詩」を制作した。ミュシャの故郷であるチェコとの国交回復60周年を記念した同展では、そんな「スラヴ叙事詩」の全20点を、チェコ国外で初めて全てまとめて公開。最大でおよそ縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた作品群は、まるで演劇の名場面に引き込まれているよう。また、今回はパリで活躍したミュシャが「スラヴ叙事詩」

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