くらし情報『プラダ財団が写真に特化した展示スペースを新設、こけら落とし展にはライアン・マッギンレーなど』

2017年1月19日 20:30

プラダ財団が写真に特化した展示スペースを新設、こけら落とし展にはライアン・マッギンレーなど

展示スペース「Osservatorio」のオープニング展「Give Me Yesterday」展が開催中

プラダ財団が、写真とヴィジュアルランゲージ(視覚言語)に特化した新しい展示スペース「Osservatorio」を、ミラノのアーケード街ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレII世へ、16年12月21日にオープンした。建築家ジュゼッペ・メンゴーニが、1865年から1867年にかけて設計した十字型アーケード、ガレリア内中心にある建物の5、6階にわたり、2フロア800平方メートルのスペースに新設された「Osservatorio」。同展示スペースでは、現代の写真作品のトレンドと表現を探求し、日々進化する媒体と世界の繋がりを探っていく。今回、こけら落とし展としてフランチェスコ・ザノットをキュレーターに迎え、3月12日まで「Give Me Yesterday」展が開催されている。同展ではイタリア国内外から14人のアーティストが手掛けた50点以上の作品を展示し、2000年代初頭から今日に至るまでの個人的な日記としての写真の利用について考察している。ライアン・マッギンレー、メラニー・ボナジョ、トメ・デュアルテ、イレーネ・フェナーラ、レボハング・カンエ、ヴェンドゥラ・クノポヴァ、リー・レデア、温凌、ジョアンナ・ピオトロヴスカ、グレッグ・レイノルズ、アントニオ・ロヴァルディ、モーリス・ファン・エスといったアーティストの中に、日本からは小林健太、宮崎いず美も含まれている。

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