2018年5月23日 19:00
ポルトガルの手仕事と夏の空気を運ぶイベントが、下北沢フォグリネンワークで開催
家族や友人たちとの日常を大切にするシンプルな暮らし、限られたものの中から生み出すクリエイティビティ。若い人たちにもその精神は受け継がれており、特に若手の作家たちが作るものづくりの根底に息づく。そうしたポルトガルの暮らしや風景、そこで培われたものづくりを伝えたいと2016年12月にスタートしたのが「MÃO/PORTUGAL」展だ。
シルバーアクセサリー(イネス・ソブレイラ)
4回目となる本展では、3ブランドを紹介。「イネス・ソブレイラ(INES SOBREIRA)」は、日本で初めての紹介となるアクセサリー作家。シルバーの糸を編み紡ぐ彼女の世界観はどこか詩的で柔らかく空気を編み込み、ときに驚きをもって小さな世界から語りかける。
新作のセラミックシリーズ(マルガリーダ・ファブリカ)
「マルガリーダ・ファブリカ(MARGARIDA FABRICA)」は、マルガリーダの透明感溢れるセラミックと、パートナーで夫のアンドレによるユニークで野性味あるペイントとのコラボレーションシリーズ「COLEÇÃO MAR / SEA COLLECTION」を本展限定で製作した。船乗りでアーティストあるアンドレが描き出す、ホエールにはじまるブルーのペイントが夏らしい作品。