2018年7月24日 17:00
ミナ ペルホネンの秋冬新作に合わせた色の作品が並ぶ、ガラス作家・辻和美の展覧会が2ヶ所で開催中
ガラス作家・辻和美の展示「between visible and invisible」が、7月29日まで、青山・スパイラル内のcallと、ミナ ペルホネン 代官山店で同時開催中。
辻和美が探り表現する、“見えると見えないの間”。ミナ ペルホネン(minä perhonen)が提案する心地よい暮らしのためのショップcallには、乳白色の「opaque」シリーズをはじめとする優美なかたちの作品が、そしてミナ ペルホネン 代官山店には、透明感のある「color」シリーズのグラスが並ぶ。
以下、作家・辻和美のコメント。
「今回考えた展覧会タイトルは、『見えると見えないの間』とでも訳せばよいだろうか?
ひとつの素材を長年扱っていると、否が応でも、その素材が持ついろいろな特性を知り、付き合っていくことになる。
そう、私のパートナーであるガラスの大きな特徴は、二面の相反する性質を合わせ持っていることかもしれない。熱いと冷たい。柔らかいと硬い。
無色と有色。そして、透けると透けない。などいつも、その振り幅に翻弄させられるのだが、、
特に私はその中の『有色による透けると透けない』に興味がある。