2019年1月10日 19:00
身近なプラスチックごみについて考え直すアートプロジェクトが横浜・象の鼻テラスで開催
横浜にある象の鼻テラスでは、プラスチックの現状を捉え直し、プラスチックごみに関する気づきを鑑賞者に提示する「OUR PLASTIC展」を、1月22日から2月3日まで開催する。
ヘルシンキのプロジェクトメンバーが1週間の生活で使用したプラスチックごみ
昨今、海洋汚染を防止する意識の高まりからストローなどプラスチック製品を削減する動きが広がり、環境に配慮した生活を選択する機運が世界的に高まっている。このような風潮を受け、象の鼻テラスでは既にショッパーや使い捨てスプーン、フォークやマドラー等を紙や木製等に切り替え、おしぼりやドリンクの蓋なども順次対応をしてきた。
本展は、象の鼻テラスを拠点とした、創造的な街づくりを推進する世界各地の港町との文化交流プロジェクト「ポート・ジャーニー・プロジェクト」のメンバーとともに、身近なプラスチックの利用について考え直すアートプロジェクト。展示全体構成は、プロジェクトメンバーであるスイス人デザインユニットのso+baが担当。世界約10ヶ国からの“オリジナル”で“リアル”なプラスチックごみを展示し、そのライフスタイルの相違からプラスチックごみ問題が世界で起きていることとして再認識を促す。