くらし情報『「横尾忠則 寒山百得展」横尾忠則現代美術館で、伝説の詩僧「寒山&拾得」テーマの絵画102点』

2024年5月12日 11:45

「横尾忠則 寒山百得展」横尾忠則現代美術館で、伝説の詩僧「寒山&拾得」テーマの絵画102点

「横尾忠則 寒山百得展」横尾忠則現代美術館で、伝説の詩僧「寒山&拾得」テーマの絵画102点

展覧会「横尾忠則 寒山百得展」が、兵庫・神戸の横尾忠則現代美術館にて2024年5月25日(土)から8月25日(日)まで開催される。2023年に東京国立博物館でも開催された巡回展だ。

伝説の詩僧「寒山」と「拾得」をテーマにした絵画102点
本展で展示されるのは、唐の時代の中国に生きたとされる、伝説上の詩僧の寒山と拾得をテーマした横尾忠則の絵画。中でも、2021年9月から2023年6月の間に制作された最新作を中心とする102点が紹介される。

寒山と拾得とは?
人物像に不明な点が多い寒山と拾得。世俗から離れて詩作に耽る一方、ぼろきれを身に着けて奇行に走ったという逸話から、“風狂”の詩僧と捉えられており、いつしか文殊菩薩と普賢菩薩の化身として神聖視されるようにもなった。こうした不思議な人物像に魅せられ、俵屋宗達や与謝蕪村など様々な芸術家が作品を残してきている。

横尾忠則ならではの現代的なアレンジ
その中で横尾忠則の作品を特徴づけるのは、現代的なアレンジだ。
例えば、寒山が持つ巻物をトイレットペーパーに、拾得が持つ箒を掃除機に変えて描くなど、独自の視点で翻案した新たなイメージを展開している。

さらに、“マラソンランナー”に寒山と拾得の要素を取り入れた絵画や、マドリードのスペイン広場に立つドン・キホーテとサンチョ・パンサの像をモデルにした絵画など、大胆に発想を飛ばした作品も展示。

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