チームラボの個展が表参道で - 鑑賞者の周りに咲き乱れ散る、花と群蝶のテクノロジーアート
チームラボの個展「teamLab: Transcending Bounderies」が2016年8月9日(火)から9月25日(日)まで東京・表参道で行われる。
会場では、真っ暗闇な部屋に「Flowers on People」「境界のない群蝶」「The Void」の3作品を展示する。
会場に入って、最初に現れる新作「Flowers on People」では、鑑賞者がじっとしているとその周りに花が生まれ、いっせいに咲き渡り、鑑賞者が動くといっせいに散り死んでいく。これはあらかじめ記録された映像を再生しているわけではなく、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。そのため、一瞬一瞬の絵は二度と見ることができず、無常観が垣間見える作品となっている。白い服を着用していれば、花々をより鮮明に見ることができる。
進んだ先に広がる作品「境界のない群蝶」では、蝶が羽の模様を変容させながらモニターが設置された壁を自由に舞う。さらに、モニターの枠を越え、飛び回っているのが特徴だ。
また、触れると死んでいくなど、鑑賞者の振る舞いに影響を受ける。
デジタル社会の様々な分野のスペシャリスト達が魅せるテクノロジーアート、是非体感してみてはいかがだろうか。