くらし情報『ディースクエアード 2017年春夏コレクション - 過剰なデコレーションでカジュアルの垣根を越える』

2016年9月29日 22:40

ディースクエアード 2017年春夏コレクション - 過剰なデコレーションでカジュアルの垣根を越える

ディースクエアード 2017年春夏コレクション - 過剰なデコレーションでカジュアルの垣根を越える

ディースクエアード(DSQUARED2)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、2016年9月25日(日)イタリア・ミラノで発表された。

今季のディースクエアードは、過剰なまでにデコラティブだ。デフォルメされたパフスリーブとミニスカートが基本スタイルで、そこにレオパード柄のスイムウェアや金刺繍の貴族風ジャケットといった‟ド派手”なウェアを差し込んでいる。

シルエットはコンサバティブな要素も含んでいて、巻き髪&ピンヒールとコーディネートした姿は、80年代・バブル時代の日本を想起させるような懐かしい印象を与える。

特筆すべきは、チェックシャツやプレーンなTシャツが、カジュアルの垣根を越えドレスラインへ到達していること。大きなリボンやビジューによる装飾が、ウェア本来の素朴さを打ち消し、強い個性へと繋げている。また、リップや目のモチーフを散りばめたシューズ、大振りなピアスによるコーディネートもゴージャスな姿へつなげるアシスト役だ。

アイコンのデニムも同様に、ブリーチ加工&グリッター加工を加えて華麗に。
ユニークなことに、ウエストラインから落として履く‟腰履き”がムードのよう。数年前、デニムからアンダーウェアを見せた履き方が日本で流行となったが、それ同様にカラフルな腹巻風インナーウェアをウエストラインから覗かせている。

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