くらし情報『特別展「茶の湯」上野・東京国立博物館で開催 - 織田信長や千利休が愛した、国宝級の名碗が集結』

2016年10月27日 14:40

特別展「茶の湯」上野・東京国立博物館で開催 - 織田信長や千利休が愛した、国宝級の名碗が集結

特別展「茶の湯」上野・東京国立博物館で開催 - 織田信長や千利休が愛した、国宝級の名碗が集結

特別展「茶の湯」が上野・東京国立博物館で開催される。期間は2017年4月11日(火)から6月4日(日)まで。

本展覧会は、主に室町時代から近代まで「茶の湯」の変遷を展示するもの。各時代を象徴する名品が一堂に会する展覧会は、1980年に東京国立博物館で開催された「茶の美術」展以来、37年ぶりとなる。

中国で学んだ禅僧によってもたらされた宋時代の新しい喫茶法は、次第に禅宗寺院や武家など、日本の高貴な人々の間に浸透していった。彼らは茶を喫すること、また唐物で室内を飾ることでステータスを示す。その後、安土桃山時代になると、日常に使われている物の中から自分の好みに合った道具をとりあわせる「侘茶」が千利休により完成され、天下人から大名、町衆へ広く普及していった。

会場には、かつて足利義政、織田信長、千利休など名だたる武将や茶人に愛され、時代を超えて人々の心をとらえてきた名碗が集結。
重要文化財でもある中国製の青磁茶碗やまだら模様が美しい「油滴天目」、また朝鮮半島で作られた国宝の高麗茶碗などが登場。

さらに、古美術を愛した大実業家たちの新しい視点の「茶の湯」も。藤田香雪、益田鈍翁、平瀬露香などの眼を通して、創造力にあふれた茶の湯の新たな魅力が紹介される。

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