くらし情報『マルベリー 18年春夏コレクション - 深まる英国への愛と伝統を敬う気持ち』

2017年12月19日 19:40

マルベリー 18年春夏コレクション - 深まる英国への愛と伝統を敬う気持ち

マルベリー 18年春夏コレクション - 深まる英国への愛と伝統を敬う気持ち

マルベリー(MULBERRY)の2018年春夏コレクション、テーマは「未来への回想」。

ジョニー・コカがクリエイティブ・ディレクターに就任して4シーズンが過ぎた。スペイン出身、以前はインターナショナルラグジュアリーブランドのレザーグッズやアクセサリー担当として腕を振るっていたコカであるが、日を追うごとに、マルベリーへの愛とともに英国への関心が深まっているようだ。「英国、イングランドの文化を大切に表現したい」コカの希望が詰まったこの言葉には、今シーズンのキーワードがいくつも隠されている。

一つは英国の陶磁器に描かれたフラワープリント。アンティークブルー、柔らかなピンク、ダスティイエローにテキスタイルの上で蘇った花々は、古きよき時代の趣を維持しながら大輪の花を咲かせドレスへと変身。

紳士淑女が集まる英国ならではの帽子を被る文化そのものもコレクションピースへ。ドレープを入れたり、ひねりを加えてターバン風にしたり、つば広ハットに仕立てたり…。
映画『マイ・フェア・レディ』の名シーンにも登場しそうな華やかな帽子が刺激を与える。

装いは20世紀初期に見られた要素をコラージュして制作した。フリルやオーガンザなどをあしらいボリューミーに仕上げたドレス。

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