2018年3月23日 10:10
展覧会「竹久夢二 暮らしを彩る小さな美」東京・竹久夢二美術館で、千代紙や着物の図案など約170点
展覧会「竹久夢二 暮らしを彩る小さな美 -大正ロマンのかわいいデザイン-」が、東京・竹久夢二美術館で、2018年3月29日(木)から6月24日(日)まで開催される。
「竹久夢二 暮らしを彩る小さな美 -大正ロマンのかわいいデザイン-」では、竹久夢二がデザインし人気を誇った千代紙をはじめ、着物 小物、絵葉書、装幀本など暮らしを華やかに彩った、小さく“かわいい”図案や装飾の数々を紹介。
大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二は、絵画だけでなく日常の暮らしを趣味良く彩るためのデザインも手掛け、“かわいい”をコンセプトにした商品作りに注力した。また、日本のファンシーショップの先駆けともいえる「港屋絵草紙店」をオープンし、竹久夢二がデザインした千代紙、絵封筒、うちわ、風呂敷、半襟、帯、さらに版画や書籍まで多彩な日用品を販売。
花柄をあしらった「新千代紙」や、小鳥や植物を表情豊かなタッチで描いた、半襟に刺繍を施すための図案、少女の暮らしぶりが垣間見られるコマが描かれた「家族双六」など約170点の作品が集結する。
また、「竹久夢二美術館 セレクション展」も同時開催される。竹久夢二美術館所蔵のコレクションから、美人画を中心にセレクトした日本画や油彩画など約150点の作品を展示する。